No.469 ひめゆりの塔
8月14日、沖縄、昼前。
僕は「ひめゆりの塔」の前に立ちすくんでいた。
周りを囲む林から聞こえてくる、鳥の泣き声。
前の日から降ったりやんだりの霧雨で、
濡れて光る桃色の献花。
僕は、石碑にかかれた話を読みながら、
小学校の頃を思いだした。 続きを読む
8月14日、沖縄、昼前。
僕は「ひめゆりの塔」の前に立ちすくんでいた。
周りを囲む林から聞こえてくる、鳥の泣き声。
前の日から降ったりやんだりの霧雨で、
濡れて光る桃色の献花。
僕は、石碑にかかれた話を読みながら、
小学校の頃を思いだした。 続きを読む
河辺で花火大会を観た。
色んな声が聞こえてきた。
「今日だけは、放火してる人に拍手」 ~33歳・警官~
「あの火だけは、消したくないんだ」 ~28歳・消防士~ 続きを読む
2つあったものが、1つになった。
やっぱり寂しい気もしたけど、
「まだ1つあるから…、大丈夫。」と思うことにした。
そんなある日。 続きを読む
「マスターのおごりやで。」
目の前に不意に並べられた、
“焼きなす”と“まぐろの目玉”。
うーん、ピーンチ!…
昨日、友達2人と天神橋筋商店街の
とある大衆居酒屋に行った。 続きを読む
肩がこったから、
ある人に肩をマッサージしてもらった。
そしたら、今度はその人の肩がこったから、
僕がマッサージしてあげた。
今度は僕の肩がこったから、そのままふて寝…。
うーん。
肩がこったから、
ある人に 続きを読む
ツレに子供が生まれた。
なんだか変な気分だわ。アイツが親父にねぇ。
何を言っていいかよく分からなかったから、
まずはこうコメントしておいた。
「今日からオマエは、 続きを読む
美佳「剛クンに『頼まれてた仕事できた』って伝えておいて。
私 体調悪いから、先に帰るわ。」
男「はいはい。了〜解。」
(数時間後)
剛「あれ、美佳は?」
男「帰ったよ。あ〜、そうそう、伝言頼まれてた。 続きを読む
信号のない街。
そこでは人が車をよけるのではなく、
車が人をよけるという。
信号のない街。
そこでは誰もが、自分の立っている場所を確認するように、
地面を見ながら歩くという。
信号のない街。
そこは 続きを読む
コツ、コツ、コツ…。
薄暗い路地に響く足音。
一人で歩く男の視界を、女の影がさえぎった。
「フッ、やっときたわね」
待ちぶせ…。
女の手には短銃が握りしめられていた。 続きを読む
オカンはたいていヤクルトを大量買いして、
友達に飲み放題と言って配る。
「冷蔵庫には牛乳もあるから」と言ってアピールする。
オカンはたいていリンゴをむく。
必ずミカンもついてくる。
「どこに隠してたんだ」というような、 続きを読む
ホント ボーリングってのは
その日の気分が出やすいスポーツだわ。
考えれば考えるほど、 続きを読む
女「ねえねえ、“ピザ”って10回言って。」
男「懐かしー!(笑)
ピザピザピザピザピザ…ピザピザピザ。」
女「ここは?」 続きを読む
電車に乗ってたら、
AERA(アエラ)の中づりの広告が目に入った。
そこにこんなコピーが。
はたちばかよね、おバカさんよね。
うまい。
みんなはこの間の成人式の報道を
どう感じたんだろう? 続きを読む
ある時突然、どうしようもなく
面白いことを思いつく時がある。
一人で笑って、絶対誰かに言ってやろうと思って、
たいていそのまま忘れてしまう。
不思議なことに、
あとでそれを思いだそうとしても 続きを読む
最近、よく「20世紀をふりかえろう」的な企画TV番組をみかける。
「20世紀に残したい曲は?」「20世紀のベストナインは?」など。
10代から80代まで、街角アンケ-トなんかとったら、
一つ、必ずある現象が浮かび上がってくる。
それは、 続きを読む
12月がやってきた。
師も走るほど忙しい、この月が。
クリスマスやら忘年会やらカウントダウンやら、
とにかくこの月は忙しい。
毎年12月になると、
高校に内緒でバイトを始めた時の失敗を思いだす。 続きを読む
「ウソの3・8(さんぱち)」という言葉がある。
人がウソやデタラメを言うときに、
3と8を多用するというあの説のこと。
例をあげれば、 続きを読む