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No.655 風と遊ぶ少年

“砂丘”の上から送るおはなしは初めて。

あてもなく車を走らせていたら、
鳥取砂丘に来ていた。
広大な砂の向こうに、小高い砂の丘。
まるで、地平線と水平線を見ているよう。

砂丘のてっぺんに腰をおろし、
うっとりと海岸線を見おろしていると、
視界の先を小さな小さな「飛行機」が横切った。 続きを読む

No.274  宇宙って、何だ?

 
 
 
 「宇宙って、どこまであるん?」
 
 
 
   「そうやな-、そもそも終わりはあるんかな?」
 
 
 
 「そう言われればそうやな。
  宇宙って、地球にいる人類の概念の中にあるやから、
  ホンマは存在せ-へんモノなんかもしれへんな-。」
 
 
 
   「でもな、」 続きを読む

No.135 雨の降る境目 

今日は「懐かし恥ずかしの作品集」のコーナーです。
確かこれは高3くらいに書いたっけなー。

雨のふるタイミングが誰にも分からないように、
恋の終わるタイミングも、誰にも分からない。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「雨の降る境目」

うつむきながら駅を出た 続きを読む